
「こちらの意図を、想像以上に理解してくれる」事業への深い理解から生まれる、顧客に届くデザイン
株式会社Tree to Green
空間デザイン・内装施工


Summary
国産材の活用や木育活動を通じて、木の魅力と森林の価値を社会へ届けてきた株式会社Tree to Green。 公共施設や保育園・幼稚園、オフィス、店舗、住宅など、幅広い空間づくりを通じて、木と暮らしをつなぐ価値を届けてきました。加えて、長野県木曽町の木工振興拠点「KOUSAKU-BA」にも携わり、地域に根ざしたものづくりと木育の普及を進めています。 そうした空間づくりや価値発信に真摯に向き合う一方で、その魅力を伝えるロゴやパンフレットなどの販促物については、社内リソースの不足から、本業の空間デザインとのあいだに表現上のギャップを感じる場面もあったといいます。 デジナレ導入後は、ディレクターの高い言語化力と翻訳力によって抽象的なイメージが的確に可視化され、クリエイティブ全体のトーン&マナーも統一。今では、制作リソースを補う存在にとどまらず、木育への想いや事業の機微まで共有しながら、ブランド価値の向上をともに目指す伴走型のパートナーとしてご活用いただいています。
- 利用開始
- 2022年7月
- 主な制作物
- WEBサイト、名刺、会社案内、展示会パネル
Interviewees


Before & After
Before
- パンフレットなどの販促物・広報物 やロゴを作成するための社内の専門リソースが不足していた
- こだわりを持って取り組む「本業の空間デザイン」と、それを伝えるための「販促物・広報物」のアウトプットの質に乖離があった
- 制作のたびに表現がバラついてしまい、企業としてのブランドイメージの統一が難しかった
After
- ディレクターの優れた「翻訳力」により、抽象的な要望であっても的確に意図を汲み取り、求める品質のクリエイティブをスムーズに形にできるようになった
- すべてのクリエイティブに一貫したトーン&マナーが行き渡り、企業のCI戦略を具体的な形へと落とし込むことで、対外的なブランド価値の向上につながりました
- 企業理念や事業の細部まで深く理解してくれるため、単なる制作代行の枠を超え、「社員より社員らしい」共創関係を築き、共にブランドを育てることができた
Interview
「森林と街をつなぎ、木を通じて環境に貢献する」というミッションのもと、空間プロデュースや一括内装施工、特注家具の製作から、子どもたちが本物の木に触れ合い、感性を育むための木育空間の提供までを一貫して手掛ける株式会社Tree to Green。 本業である空間デザインに見合う高品質なクリエイティブを求め、デジナレをご利用いただいている同社に、導入の背景や、ディレクション・デザインを通じたブランド価値の変化、そして今後のCI戦略に向けた展望についてお話を伺いました。
ー 貴社の事業内容を教えてください
私たちは「森林と街をつなぎ、木を通じて環境に貢献する」というミッションを掲げ、森林を持続的な循環へ導くための「モノづくり」と「コトづくり」を展開しています。
事業の大きな柱は、デザインからプロデュース、一括内装施工、特注家具の製作・製造・設置までを一貫して手掛けております。また、木育を通じた体験・環境づくりを通して、保育園や幼稚園、商業施設のキッズスペース等において、子どもたちが本物の木に触れられるオーダーメイドの空間や遊具を提供しています。
また、設計・施工だけでなく、ワークショップなどを通じて、森林の大切さや木の魅力を直接伝える活動も日々取り組んでいます。
ー デザインに力を入れようと思った理由は教えてください
私たちはこれまで、空間や家具のデザイン・施工という「モノ・コトづくり」に強いこだわりを持って取り組んできました。一方で、それを伝えるためのロゴやパンフレット、名刺といった販促物・広報物については、社内に専門的なリソースが不足しており、空間そのものの品質に対して、発信物の表現が十分に追いついていないことに課題を感じていました。
私たちの仕事の価値を正しく、そして魅力的に届けるためには、情報の届け方そのものも、私たちが手がける空間と同等の水準であるべきだと考えたことが、今回ご相談した大きな理由です。
ー デジナレを通じて、どのような課題が解消されましたか
これまでは販促物・広報物を制作するたびに表現にばらつきが生じ、ブランドイメージの統一が難しい状況でした。
しかし、デジナレさんにお願いしたことで、すべてのクリエイティブに一貫したトーン&マナーを反映できるようになり、企業としてのCIもより明確な形で表現できるようになりました。
本業である空間デザインに見合う品質を、販促物・広報物においても実現できたことで、対外的なブランド価値の向上にもつながったと感じています。
ー デジナレのディレクションに関する感想を教えてください
何よりもディレクターさんの「言語化能力」と「翻訳力」には非常に助けられています。私たちが「こんな感じがいい」という抽象的なイメージを投げかけても、それを的確に意図を汲み取ってデザイナーの方へ伝えてくださる。そのおかげで、自分たちが求めていたクリエイティブが、驚くほどスムーズに形になって戻ってきます。
また、度重なる修正依頼や急な相談に対しても、常に丁寧かつ柔軟に対応してくださるホスピタリティには本当に感謝しています。単なる発注先というより、私たちの事業を深く理解して一緒に走ってくれる「心強いパートナー」だと感じています。
ー デジナレのデザインに関する感想を教えてください
私たちの意図が、ディレクターさんを通じてデザイナーさんへ正確に伝わっているのを肌で感じます。「打ち合わせに同席していたのでは?」と思うほど連携がスムーズで、本当に驚かさています。
ー 初期と比べて、期待や評価基準はどのように変化しましたか?
木育への想いや、事業に込めた考えまで深く理解してくださるようになり、今では「どうすればこのデザインで、より深く顧客の心を動かせるか」という、ブランド価値をさらに高めるレベルを期待するようになりました。
ー 採用・外部パートナーといった他の選択肢と比べて、デジナレはどんな点が良いと感じましたか?
こちらの意図を汲み取った上で、細かいアップデートにも柔軟に対応してくださるので、安心して運用を任せられます。
制作が終わって終わりではなく、そこからが本当のスタートだと思えるような、伴走型のパートナーシップを感じられる点が一番の違いですね。
ー 継続利用いただく中で、『続けよう』と思える価値はどこにありますか? 具体的な出来事や場面があれば教えてください
更新の決め手になっているのは、グループ会社としてのつながりの中で築かれてきた信頼関係と、共に成長できる関係性です。外部の制作会社であれば、担当が変わるたびに一から説明が必要になることもありますが、継続的にご一緒しているからこそ、私たちの方向性や価値観を踏まえた提案をいただける点に大きな価値を感じています。
また、修正や更新を気軽に相談できる機動力に加え、私たちの知見とデジナレさんのクリエイティブが積み重なっていくことで、双方の成長がHD全体の成長にもつながっていると実感しています。単なる発注先ではなく、共にブランドを育てていくうえで欠かせないパートナーです。
ー 今後、デジナレにあったら嬉しいと思うことがあれば教えて下さい
基本的には現在のスピード感のあるやり取りで十分に助かっているのですが、強いて挙げるとすれば「対面でのミーティング」の機会を、より戦略的に活用できれば嬉しいですね。
特に、プロジェクトのキックオフや、色味の再現性が求められる繊細なデザイン、あるいは弊社のブランドを象徴するような重要な販促物に関しては、対面で議論する場面があっても良いかなと考えています。
ー いま最も伝えたい、貴社の取り組み・強みをぜひ、聞かせてください
具体的には、以下の3つの強みによって、木を通じて環境と社会に貢献しています。
大型木製遊具・キッズスペースのパイオニアとしての実績
単に木材を加工するだけでなく、子どもたちが本物の木と触れ合い、感性を育むための木育の現場づくりにおいて、長年培ってきた豊富な知見があります。安全かつ魅力的な木製空間の企画・設計・製造までを一手に引き受けられるのは、私たちの大きな自負です。
木曽に拠点を置く「モノづくり」のDNA
長野県木曽町に自社工場を持っており、そこでは日本屈指の銘木「木曽ヒノキ」を活用した合板建材を扱える環境があります。材料の調達から加工までを自社で完結できるからこそ、クオリティの妥協は一切ありません。特注家具においても、細部までこだわり抜いた高品質なモノづくりが可能です。
プロダクトの自社開発 ー 木曽生活研究所 ー
私たちの活動は、施設づくりに留まりません。「木曽生活研究所」という、日常に溶け込む木製品のプロダクト開発・販売も行っています。森を守る循環を、日常の暮らしの中に自然な形で組み込んでいく。それが私たちのミッションです。
「木曽の素材」と「高度な加工技術」、そして「空間を体験に変える木育のノウハウ」。
この3つとデザインを掛け合わせて、ブランドとして昇華させることで、森林と街をより深く、強くつないでいきたいと考えています。
ー 今後、デジナレと一緒に挑戦したいことはありますか?
今後は、単なる販促物の制作という枠を超えて、弊社のブランド価値を再定義するような「CI戦略」を一緒に作り上げていきたいと考えています。
同じグループという環境は、私たちの想いや裏側にあるストーリーを共有できる最高の土壌です。デザインのクオリティを単なる「きれいなもの」から「企業の指針となるもの」へと高め、私たちのミッションが視覚的にも一貫して伝わるような、強いブランド戦略をデジナレさんと共に形にしていきたい。これが次の挑戦です。
ー 同じような課題で悩む企業様に向けて、解決につながるようなメッセージをお願いします
販促物やCIに投資することは、決して高いコストではありません。自社の価値を正しく世の中に伝えるための、未来への投資です。
私が同じ課題を持つ企業の方に伝えたいのは、「自分の会社の歴史を、自分以上に愛してくれるパートナーを見つけよう」ということです。
創業者の理念を理解し、企業の成長フェーズに合わせて一緒に歩んでくれるパートナーを見つけることが重要です。
デジナレさんのような存在が素晴らしいのは、「社外パートナー」という客観的な視点を持ちながら、「社内メンバー」以上の深さで当社の歴史や想いを把握してくれていることです。外側にいながら内側の心臓部を共有できる——この「近すぎず遠すぎない距離感」こそが、企業のブランディングを最も加速させる秘訣だと思います。
スタートアップから成長を目指す企業にとって、デザインは単なる見た目の問題ではなく、会社の背骨を作る作業です。ぜひ、安心して任せられる、成長を分かち合えるパートナーを見つけていただきたいです。
