ネクスキャットレポート
5期振り返り特別コラム#1
拡がる多様さとブレない想い
2020年に創業された当社は5期を迎えました。これまでを振り返るとともに現在、未来へと想いを馳せるメンバーの心境をインタビューします。
今回は、創業期より経営企画として会社づくりを支える岩舘由香に話を聞いてみました。
ーー 5期を迎えた今の心境を教えてください。
率直に、もうそんなに経ったの!?という思いがあります。笑
創業期に就業規則を作成していたあの頃から、あっという間に5期を迎えていることにとても驚いていますが、これまでを振り返ると、あっという間の中にも一言では言い表せないくらいメンバーと積み重ねてきた歴史が詰まっていて、感慨深さもあります。
ーー創業期から今日までで変化したものはありますか?
組織の大きさと、それに伴って”多様さ”がかなり変わったように思います。
たった数名で始まったネクスキャットが今となっては50名に迫る勢いになっていますし、グループ会社も含めれば100名規模は目前となっていて「あぁ、大きくなったなぁ」と子どもの成長を見守るような気持ちになっています。
また、海外在住のメンバーも増えました。地球のどこにいても一緒に働くことができるとわかったことで、”幸せに働く。そしてみんなをずっと幸せにする”ことを国内から国外に拡げられたのは大きな変化ではないでしょうか。
人数が増えると必然的に一人一人の価値観や、住んでいる場所、年齢、経験してきたことも多様化してきますので、そういった面でも変化を感じています。
誰かが苦手な領域を得意な人が担って補い合えるHELPを出しやすい環境があったり、相互理解が深まるにつれて「それ、すごく同感です!」とか「その考えはなかったです。素敵ですね!」と気づきのポイントが創業期よりもますます増えていたりと、近しいパーソナリティが集まっているのではない感覚を、特にここ1年くらいで強く感じています。
自分と異なる価値観や在り方を持っていたとしても、お互いの選択を尊重し、受け入れ合い、ちょうど良い距離感でつながり合える関係性を築いていける環境は、もちろん創業期からありましたが、よりその環境に拡がりを見せています。
ーー反対に、創業期から今日まで変わらないものはありますか?
変わらないものは、創業から続く想いです。
”誰もが幸せであれる組織を創りたい”という想いです。
振り返ってみると、創業して間もない頃から代表の千歳の想いや当時作られたフィロソフィーの話を聞く機会が何度かありましたが、当時から現在に至るまで、表現こそ若干の変化はあっても想い軸が全く変わっていないことに気づきました。
軸を変えずにフィロソフィーの練度を高め、発展し続けることができているのは、ネクスキャットがそれだけフィロソフィーに向き合い続けている証拠で、この向き合いを経営陣もメンバーも共にし続けていることが大きいと思っています。
日々の業務だけに集中しすぎず、しっかりとフィロソフィーについて考える時間を設けることを継続してきた結果、メンバーの一人一人の温かな人柄も相まって組織全体で多様さを受け入れ合う関係が生まれています。一朝一夕でできることではありません。
過去に「多様さが生まれるとどこかで揉めごとが起きることもあるのでは・・・」と懸念していたこともありましたが、そんな心配は無用でした。
ーー ネクスキャットは、5年後どんな会社になっていると思いますか?
いい意味で、未知。と思っています。
この先もきっとフィロソフィーは変わりませんが、現在、ネクスキャットは”心地よく、生きる”というタグラインを掲げ、”世界中のあらゆるクリエイターが幸せに働ける組織”の構築を目指していくフェーズに入っています。
国や文化、思想、言語が異なるメンバーが増えれば増えるほど、今までになかった発想も生まれ、それによって思っても見なかった新しい事業が生まれるかもしれませんし、そこからさらに想像していなかった世界に出会えるかもしれません。
形が作られているものもあれば、まだまだこれから柔軟に変化していくところがたくさんあると思っています。
無限の可能性を感じる今に、ワクワクが止まりません!
ーーこのコラムをご覧いただいている皆さんに向けて伝えたいことはありますか?
ネクスキャットは、世界中のあらゆるクリエイターが心地よく生き、幸せに働ける絵姿を目指して、今後も一緒に働きたい!と思っていただけるような会社づくりに邁進し続けます。
ネクスキャットメンバーになったから幸せになれるわけではありませんが、自分にとって幸せってなんだろう?を模索するには最適な環境がここにはあります。
ますます多様化していく環境のなかで、一緒に異文化を楽しんでみませんか。