社員の本音#7_岩舘由香
創業メンバーが経営理念を追求し続ける姿に心を打たれました
2020年10月に創業メンバー以降、初のメンバーとしてジョインした岩舘由香。30代に入り、これからのキャリアとそれ以上に”自分らしい生き方”について悩んでいたと話します。創業メンバーが経営理念を追求し続ける姿に心を打たれた彼女は今、ネクスキャットの縁の下の力持ちとして会社を支えています。

「能動的でなければならない」と思うがあまり、自ら何かを発信しなければ。行動しなければと視野が狭くなってしまったり、まだまだ知見が浅い領域においても、自分の考えや価値観で進めることに執着してしまうことはないでしょうか。物事を円滑に進める上で、受動的であること、つまり流れに身を任せることも時には重要であると考えます。
流れに身を任せる状態、中でも無意識に行っている行為や状態を中動態というのですが、これは『ある行為や状態が、その人の意思に基づくものとは断定できないが、その人の人となりに少なからず基づいている時、それは「中動態」というのです。少し難解な説明ですね。
例えば、「歩いている」状態がまさに「中動的」と言えるのですが、歩くことを意識して歩いている人はいないはずです。
目的地に向かう意思から、自ずと手足や体がバランスをとりながら動いた結果、歩くことが出来ているのです。この複雑な動作を私たちは会話しながらだったり、障害物を避けながらだったりと別のことに意識を向けながら無意識に歩くことが出来ています。
このように周りからの環境を受けつつ、それを自分に反映して流れの中で自然に動く。そういった態度を身につけると、より生きやすくなるのではないでしょうか。