メンバーの本音#19 長谷川 愛
地方にいながらデザイナーとして活躍できる環境がここにありました。
地方でデザインの仕事を探すことへの難しさを感じていた頃にネクスキャットと出会ったと話すデザイナーの長谷川。初めてのフルリモート勤務に不安を感じていた当時について、彼女の素直な思いを聞きました。

成長したい意欲から、知識を増やそうとさまざまな書籍を読んだり、できることを増やすためにセミナーに通ったりと自己啓発に勤しむ人が多く見受けられます。
インプットを増やすという観点でそういった活動も大切ですが、あれこれ手をつけずに1つのことだけに絞ってとことん取り組む、地道に毎日体に刷り込む(=素振り)がそれ以上に重要です。
スポーツ選手も、職人と呼ばれる人も、皆はじめからトリッキーな技やオリジナリティあふれる物を生み出せている訳ではありません。
まずは、とにかく一つの型を極めるところから始めています。それが素振りです。
1つの型を身につけたあとの拡がりは速く、その型を応用することで新たな技をできるようになりますし、他と区別をしやすくなることで気づきも生まれやすくなるのです。
僕の尊敬する経営者でワインのお好きな方に、なんでそんなに詳しいのですか?と質問したら、「半年間、どこに言っても同じワインだけを飲み続けた」とおっしゃっていました。そうすると半年後にまず、そのワインか、そうではないかの区別がつくようになったそうです。
その後は、そのワインとの比較で色々な味や香りの違いを感じるようになり、もっとワインを楽しめるようになったそうです。
これが、成長する人の行動パターンなのだと思いました。